記事一覧へ

Webアプリ設計の基本とモダンアーキテクチャ

Probability 編集部公式
2025年11月27日 10:00

Webアーキテクチャの変遷

Webアプリケーションのアーキテクチャは、サーバーサイドでHTMLを生成する従来のMPA(Multi-Page Application)から、JavaScriptで動的にUIを構築するSPA(Single Page Application)へと進化してきました。さらに近年では、SEOやパフォーマンスを考慮したSSR(Server Side Rendering)やSSG(Static Site Generation)といったレンダリング手法が主流となっています。

レンダリングパターンの選定

要件に応じて最適なレンダリング手法を選ぶ必要があります。

CSR (Client Side Rendering): ブラウザ側でJSを実行して描画。管理画面などSEO不要なアプリ向き。

SSR (Server Side Rendering): リクエストごとにサーバーでHTML生成。動的なデータが多く、SEOも重要なECサイトやメディア向き。

SSG (Static Site Generation): ビルド時にHTMLを生成。更新頻度が低く、高速表示が求められるコーポレートサイトやブログ向き。

ISR (Incremental Static Regeneration): SSGをベースに、一定期間ごとにページを再生成するハイブリッド型。

Next.jsなどのフレームワークを使えば、これらの手法をページごとに使い分けることも可能です。

API設計のベストプラクティス

フロントエンドとバックエンドを疎結合にするため、API設計が重要になります。

RESTful API: リソース指向の標準的な設計。HTTPメソッド(GET, POST, PUT, DELETE)を適切に使い分けます。

GraphQL: クライアントが必要なデータを指定して取得できるクエリ言語。オーバーフェッチ(不要なデータの取得)を防ぎ、柔軟な開発が可能です。

パフォーマンス・アクセシビリティ・セキュリティ

機能要件だけでなく、非機能要件への配慮も欠かせません。

Core Web Vitals: LCP, INP, CLSなどの指標を改善し、ユーザー体験を向上させる。

アクセシビリティ: スクリーンリーダー対応やキーボード操作など、誰でも使えるUIを目指す。

セキュリティ: XSSやCSRFなどの脆弱性対策をフレームワークレベルで実施する。

モダンなWeb開発は複雑化していますが、適切なアーキテクチャ選定とツール活用により、高品質なアプリケーションを効率的に構築できます。

#Web#ビジネス#DX

Probability 編集部

デジタルマーケティングの最新トレンドや、ビジネスに役立つ情報を発信しています。